2013年7月5日金曜日

寒風に吹かれた顔 (10/03/2010)



朝から大雪。窓に雪がへばりついている。ブナは、ソリを持って外へ飛び出した。僕は車を見に。とても下の国道までは出られない。仕方が無いチェーンを巻こう。一汗かいたが、手が凍りそう。家へ戻ってしばらくすると,ブナが戻ってきた。 

寒風に吹かれた子どもの顔って、なんていいんだろう。ちょっとカサカサになって,ほっぺが赤くなって,目が輝いて。 

ブナは、週に1、2回、豊中のじいさんとばあさんの家へ行く。すると、後で、ばあさんからメールが届いたりする。例えばこんな感じ。 

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bunaから「日曜日にオーシャンズ見たいのでよろしく。」と留守電に入っていた。その日曜日は、双子ちゃんとお兄ちゃん、ユッキーの4人でボール遊びに熱中していてbunaに声がかかり、すぐに仲間に入れてもらった。上から時々見ていると結構熱中している。ボール遊びのネットの代わりに子どもたちのジャンバーが地面に並べられている。「おとこのこやな」と新達の時代を思い出した。熱中しているし、映画の結論は本人次第。12時前にほっぺを真っ赤にしてジャンバーのフードを頭にのせて帰ってきた。「あのな、お昼からみんな遊びにくるねん」「こどもべや、bunaのへやでおもちゃ出して遊ぶー」Baba「あら、オーシャンズは」buna「ああ、忘れてた今度行く」と一声。 

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寒風に吹かれた上に,友達と目一杯遊んで帰ってきた顔はなおさらだろう。自分の世界を持ちはじめているんだなあ。子どもの頃,冬も外で半ズボンで遊んだ。縄跳びに失敗したら,痛かったこと。タコ上げの糸が絡まって,ほどいてもほどいても絡まって,段々暗くなっていったこと。観察池の氷が割れてはまったこと。横っ腹が痛くなってもがんばって走ったマラソンのこと。 

今晩は,みぞれ。時折,遠くで花火がなるように、屋根の雪が落ちていきます。

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